先週の本ブログで2024年問題をピックアップ致しましたが
残念なことに東京駅前で大きな事故が起きてしまいました…
お亡くなりになってしまった方には心よりご冥福をお祈り申し上げます
事故分析の検証結果はヒューマンエラーではないかと!
コロナ禍やウクライナ情勢による資材高騰と資材入手困難なことで
現場のスケジュールが圧迫されていたとか…
また以前はゼネコンが技術者を育成する風土があったものの
熟練した技術職人の高齢化や若手人材の不足から
技術を承継する人材が圧倒的に不足していると分析されていました
大林組さん大成建設さんの大手ゼネコンさんでも露呈してしまった
都会特有のビル街に突如発生する突風とか
日ごと更に原因究明は為されていくのだろうと思いますが…
仮ボルトが外れた事実は変わらないわけで…
安全には三重四重…幾度もチェックをして工程は進められるのですが
それでも事故は起きてしまう…
東京駅前の事故のほか足場の崩落やずさんな解体現場の報道…
ちょっと続いてしまっていますね
周辺住民が不安を覚えるくらいのずさんな解体工事現場…
報道ではやはり無理な期日を指定され
外国人労働者さんが様々な安全工程を省略していたようですね
どちらにしても
職人さんの意識と技術職人さんの減少!
それに無理な工期!
工事現場には当然クライアント様がいて
『いつまでに完成お引渡しをします』と記載されて契約書は取り交わされます
請負契約である以上…契約である以上工期が記載するのはもっともなことですが…
やはり現場に支障がでるようなお約束はすべきではないと思います
私も現場職人ではなかったですがクライアントに納期をお約束したポジションで
お仕事をさせて頂いておりましたので
納期に追われる気持ちは少なからず理解しているつもりです
その結果現場工事においてヒューマンエラーが発生するような
無理な約束はすべきではないと改めて思いました
ご商談ごとに…或いは発注団体ごとに…
諸事情あることだとは思いますが
資材調達が困難で技術のある職人さんが減少の一途の今…
今回のような事故が起こってしまえば
『事故物件』になってしまうことをご理解いただき
現在の世情にあった仕事…請負契約を締結するのが
巡り巡ってクライアント様のためになるのではないでしょうか
人は人である以上ミスをします!
ミスをしない人間はいません!
だからこそチェックにチェックを重ね…
面倒に思うくらいに安全を重視し…
口うるさいくらいの責任者がいて…
現場は進めるべきだと思います
とても残念なことでしたが資材不足&人手不足の2025年問題は
もう始まっている問題なのです
2025年にピークが来ることで2025年問題とネーミングされましたが
2023年問題は現在進行形なのです
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