住宅や別荘の新築をお考えのお客様と日々打合せを重ねておうちを建てる…

30年近くその営業だけをやってきました

 

それには大変満足

 

ハウスメーカーの仕事は営業から設計、現場管理、アフターサービスと分業されていましたが

何千万円もの建築をご依頼されるということは

会社の信用も大きいですがやはり

最初にお会いする担当営業の人柄やスキルが受注を左右する

 

言うならば営業で概ねすべて決まると言っても過言ではない

ご契約をするとなれば当たり前といえば当たり前ですが…

 

その後ご契約内容に基づいて設計担当、インテリア担当、現場監督と…

基本コンセプトに沿って打合せが継続され着工してお引渡しをする

 

担当する設計士さんや建築士さんからすればクリエイトするというより

「決まっている打合せ」を確認していく感覚で

ちょっとつまらないのではないかと思っていました

 

お客様とのお打ち合わせを「つまらない」と表現して申し訳ないですが…

 

部署は違えども各個人が良いと思うデザインやコンセプトがあるにも関わらず

「流れ」の中で進められる打合せは「魅せ場」がないのではないか…

と考えていました

 

だから私は営業しか興味がなかった

前述の「魅せ場」をご提案し

ご希望を具現化したプレゼンをした時のお客様の高揚感やワクワク感…

一緒に家を作っている一体感を共有できるのは

やっぱり営業担当だったように思いますよ

 

加えて…

これをこうしてこうやったら絶対に決めて頂ける

という「絶対」がないのも長く飽きずに続けて来られた要因ですね

 

何度もインタビューと提案を繰り返し納得いくまで知恵を絞りだす…

お客様もお疲れの事だと思いますが

満足いく計画が出来上がったときの達成感は格別なのだろうと思いました

 

基本設計ができただけでまだ着工もしていないのに

「やりきった感じ」になっていたお客様も多かった(笑)

 

その一緒に共有させて頂いた時間は

貴重で大切で大好きなタカラモノですよ

 

営業万歳