冬…家の中に差し込むあたたかい陽射しは
なるべく長く差し込んでほしい
夏…できれば遮りたい強い陽射し
日陰が貴重な暑い日々…
見出しの図は夏至、春分、秋分、冬至の太陽が差し込む角度を示しています
もちろん地域によって異なりますがこれはご当地伊豆のケースです
庇の出幅と窓の高さによっておうちの中に差し込む陽射しの違い
がご理解いただけるかと思います
昨今の建築は様々なデザインや街並みとの調和など
よく考えられたおうちも多く見受けられますね
陸屋根、庇の出幅ゼロ、遮熱ガラス…などなど
デザインはとても大切な要素だと思いますし
部品の性能も著しくアップしているのは承知しておりますが
季節ごとに陽射しをさえぎったり取り入れたりという
伝統的な先人の知恵は忘れずにしていただきたいと思います
古民家や伝統的な建築物には
その地域ならではのアイデアや知恵がたくさん採用されています
今回は季節ごとの陽射しの入射角に焦点をあててみましたが
新築をなさる方はこうした簡単に採用できることも大切にして
家づくりを推進されるのもまたエネルギー高騰対策の一環になります
太陽光や蓄電池、遮熱ガラスに空調システム…
最新の省エネ対策を講じながら古き良き伝統もご検討ください