毎週木曜日に書き綴ってきたニュースですが…

お客様から「毎週読んでいる」ということを聞きまして

えっらい嬉しく感激いたしました

 

ユーチューバーやインフルエンサー、本をご出版される方々のお気持ちが

少し垣間見れたような感じです

 

私の発信するニュース、ブログは日々入手する情報や出来事から

不動産がメインにはなりますが多方面に視野を広げピックアップしているつもりです

お客様とお話ししている旬な話題を掘り下げたりもしております

 

今回はたまたま同様なご相談を3件ほど立て続けに頂いたものですから

『相続でもめてしまうケース』を3つほどご紹介させて頂きます

 

突然の出来事で何をどうすればよいかわからない

今回ご相談頂きました内容はすべてこのポイントでした

 

相続するか相続を放棄するかの判断は相続開始から3か月しかありません

結論から申し上げてしまえばなるべく早くから準備をしておきましょう!

親がお元気なうちに終活の大切さをご理解いただきご協力いただくのが一番いいですね…

とこれでお話しは終わってしまうのですが…

今回は3つのもめてしまうケースをご紹介しますので参考になさってください

 

 

1.親の面倒をみてきた人がその貢献度から多くの相続分を求めてくる

 

介護してきた人のご苦労は計り知れないこととは思いますが

そのご苦労を「寄与分」として主張する人がいるとトラブルに発展してしまう…

ご苦労や貢献度を金額に表すことは難しいですからね

 

2.相続遺産の大半が不動産だということ

 

不動産を複数の相続人で分割することが難しいですよね

また、ひとつの不動産を相続人で共有することを安易に決めてしまうことも

あると思いますが「問題を先送りにしているだけで争いの火種は存在し続けます」

根本的な解決は売却してお金に換えて均等に相続するのが最善ですね

相続税の基礎控除はとても有効ですがそれでも相続税の納付が必要な場合は

『現金で!期限は10か月』という納付方法、期限も時に火に油を注いでしまう…

 

3.遺産について詳しく把握している人がいない

 

相続が発生した後に初めて遺産の内容を知りそこから遺産分割について話し合う…

遺産に多額の債務があったり、保有し続けることがリスクになる負の不動産がある場合など

相続発生して3か月以内に相続か放棄か…

相続発生して10か月以内に現金で相続税納付(相続税が発生する場合)

なんか期日に追われまとまるものもまとまらないですよね

 

 

今回は「もめる」ケースをご紹介しましたが

だからこそ親、兄弟…被相続人、相続人となる人全員がそろった状態で

終活の必要性をご理解いただき話し合いをしておくことがとても大切です

 

ちょっと今回は長くなり過ぎたので相続についての続編は次号でといたします