行きつけのお寿司屋さんの店主が

『伊東も寿司屋がかなり減ったよね』と

少し寂しそうにお話ししていた

 

伊東は海辺の町のイメージだから

美味しいお寿司屋さんをご紹介してとオファー賜ることも多い

味の好みは様々なので二つ三つくらいのお店情報は常備していますが

お寿司屋さんの業界も後継者不足でお店を閉めるところも多いのが実情だ

 

下田市のお寿司屋さんで面白い取り組みをしていると聞いた

 

寿司職人になりたい…

自分で握った寿司を食べてもらいたい…

 

言うなればド素人の状態から最低限の技術をレクチャーして

見習い状況のスタッフが握るお寿司を

通常より安い価格で提供しているらしい…

 

数か月前に脱サラしたとか専業主婦だったとか

お寿司に興味を持つスタッフを積極的に板場に立たせているそうだ

 

普通に考えても寿司職人の世界だって相応の見習い期間があって

シャリを握るまで10年以上かかると聞きますよね

 

でもそのお店では最低限の技術だけでお客様の前に立たせていると聞いた

 

長い修行を積んだ店主が後ろでフォローはするものの

握りを提供するのは修行期間数か月のスタッフ…

 

寿司屋の常識をひっくり返すような試みに思えるが

結構お客様が入っているようです

 

お客様も見習い寿司と承知で正直な意見を申し上げているそうだが

お味も良いように聞きました

 

その気になればAIでベテラン職人の味を物理的に作ることは出来る時代に

このような取り組みはとても興味深いですね

 

味の伸びしろは当然あると思うが

おもてなしをしたいというホスピタリティや熱意は

時に技術を上回り顧客満足度が高くなるのは納得できる

 

物価高や人手不足で衰退を感じるよりは

自分へのご褒美などでお寿司を頂くときは

活気ある雰囲気の中で肴を食したいものです

 

行きつけ店の大将!

私の大好きな鰺と烏賊をいつまでも握ってください

 

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