ヘリンボーン調の床に晩秋の日射しが差し込んでいます
このような空間でニュース更新するのは本当に気持ちが良いです
さて今回は物件取得に際して
私自身がいつも着目するポイントをご案内いたします
様々な条件で物件をお探しになり
フィーリングの合う物件に巡り会うのだと思います
広さ、周辺環境、通勤通学の利便性、価格などなど…
すべてが大切な要素であるのは当然ですが
私なりの着目点を二つ申し上げます
一つは『換金性』です
お気に召した物件ですがご家族構成の変化や目まぐるしく変わる世の中で
いざというときに「比較的早期にお金に換金できること」を大事に考えています
買う段階から売るときのことを考えるのはナンセンスかもしれません
しかし買おうとしている価格と売却可能額(ローンご利用時には残債も)を
チェックしておくと現時点での購入価格が適正か否かの判断基準にもなると思います
二つ目はローンをご利用になる場合ですが
『何歳でローン完済となるのか、その時の住宅耐用年数はどうなのか』
ということです
あまり考えたくはないですが…
長く続く線路のような数十年のローンを払い終える頃にはお歳を重ねられていますよね
頑張って支払い終えた頃に建替えを考えなければならないお家だったら…
またリフォームやその資金をどうするのか考えなければなりません
ただでさえ住宅資金、教育資金、老後資金の3大資金を
確保しなければならないのでできるだけ
住宅関連の出費は抑えたいものですよね
家も消耗品ですから何かとメンテナンスを
していかなければなりませんが
要はその『トータル出費の程度』を
先回りして考慮しておいた方が良いということです
この点も前述同様現時点の購入価格が
適正か否かの判断材料にもなるのだと思います
お客様のニーズによっては
「10年だけ使えればよい」とか「その頃はお子様にバトンを渡している」とか
将来のビジョンが明確ならばそれはそれで結構なのですが
生身の身体ゆえ、また先行きの約束が出来ないからこそ
この二つの着目点は有効な判断材料になると考えます
どうぞご一考くださいませ