5月に就任した日銀植田総裁…
就任4か月を経過し金利は???住宅価格は???
ワタクシ如きの見聞で恐縮ですがご紹介させていただきます
消費が拡大すればモノの価格が緩やかに上昇し連動して家計や所得も伸びる…
拡大再生型経済社会を構築するために黒田前総裁は金利の超異次元緩和を10年継続してきました
残念ながらインフレ目標2%の達成はかないませんでした
コロナやウクライナ侵攻など世界的なパンデミックや急激な情勢変化…
やむを得ない部分も多々あると思います
それでもこの異次元緩和の影響は
住宅ローン金利の大きな低下を招き
住宅市場の安定的な拡大と住宅価格の上昇につながっています
この異次元緩和によって住宅を購入し
長期の住宅ローンを組むには絶好の機会が到来し
住宅市場はリーマンショックで失った勢いを
短期間で取り戻すことになりました
住宅価格や物件価格は高騰し続けていますが
これだけ高騰しても…
1%を切る住宅ローンを活用すれば35年間毎月の返済額は
ごくわずかしか増えないので
ある程度の所得者層が購入可能であれば
この低金利を追い風に販売し続けることが可能な状況を作り出せています
植田新総裁は就任前後の会見でも
現在の金融緩和策は適切と考えている旨のご発言がありましたから
当面は現在の金融政策を踏襲して
消費と所得の拡大による安定的な上昇を目指すのだろうと思います
ポイントは!
いつ異次元緩和を終了して通常の金融政策に転換するか!
財政規律のゆるみをいつか引き締める必要はあります
国際的な信用力を維持するためにはいつか必ず引き締めなければなりません
財政健全化に着手するため適正金利水準に慎重に引き上げるのがいつか…
植田総裁の任期5年のうちにその時期が訪れるか否か…
それはわかりません
現在の緩和政策を適正とお考えである発言から
2~3年は金融を引き締める事態にはならないのではないかとの見方が多いようです
都心の新築マンションなどは不動産バブルと表現できるレベルにまで達してます
ロシアのウクライナ侵攻が続くうちは
資材高騰には歯止めがかからないので
新築住宅の価格は下がらないでしょうね…
むしろ住宅価格はまだ上がる可能性が高いので
金利が当面上がらないからとのんびり構えるのもいかがなものかと思います
金利と住宅価格のお話しをして参りましたが
常に私は
必要な時に必要な投資(住宅購入)はすべきだと考えております
金利を精査し住宅ローン減税や補助金などを活用し
賢く住宅計画を遂行できるようアドバイスさせて頂きます
売却専用ホームページでもお役立ちブログ更新しております