伊豆高原桜並木!
車列が切れるタイミングで道路中央から一枚!
あいにくの雨模様でしたがたくさんの人が
満開のソメイヨシノを堪能しておりました
私がこの業界に入った昭和62年…
バブル経済崩壊前の狂乱の時期…
伊豆高原の桜並木通りに面した土地が坪単価200万円をつけたことを思い出します
金融機関が湯水のように資金を市場に供給するものだから
潤沢な資金が投資を含めリゾート物件に投下されました
首都圏近郊のリゾート地である伊豆も
『今お決め頂かないと売れてしまう』
そんなご案内の毎日でした
そういったお客様の窓口になってきた多くの営業スタッフ…
ライフスタイルや金銭感覚…人格や人生観まで変わっていった営業マンがたくさんいました
今こうして出身地で不動産業を営んでいられるのは
ある意味ラッキーに思えます
社会人になったばかりの若者が
勉強よりも実務に追われながら狂乱の不動産業界に身を置けば
もしかしたらそうした時代の被害者かもしれませんね…
今!
その時よりは広義に知識を習得し
経験を積みコンサルティングスキルも向上したと自負しておりますが
金利政策により市場にお金が出回り
消費マインドも高まり土地神話が生まれる…
良くも悪しくも政策の舵取りで
毎年同じように健気に見事に咲き誇るサクラを見ても
考えることは変わるものですね
『畳1枚100万円の時はいつ切られるか冷や冷やだったね』
そんな老木のサクラたちの世間話しが聞こえてくるようでした
今は相応の適正価格になっているよと
安心して咲き誇ってくださいと
曇天でも明るく見える薄紅色のサクラたちに
そっと教えてあげたひと時でした
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