今年も伊東祐親まつり…
この季節がやって参りました
失礼ながら…
若かりし頃にはまったく興味がなかったこの祭りですが
NHKの大河ドラマで『鎌倉殿の13人』を拝見してから
毎年足を運ぶようになっております
平安時代の末期…伊豆随一の勢力を誇り
伊豆に伊東ありと全国に広めるもとを作った伊東祐親…
松川湖畔には奥野の狩場の相撲で河津がけの名を遺した長男河津三郎…
八幡野の椎の木三本から遠矢に倒れた父の仇をとるため
曽我物語へ続く主人公の曽我十郎と五郎兄弟は祐親の孫にあたりますね
音無の森では源頼朝と祐親の娘八重のロマンスがあり
平家にあらずんば人にあらずの世で悲運な運命だった千鶴丸…
今から1300余年も昔に
今私たちが見て暮らしているこの伊東で
数々のドラマがあったことに思いを寄せることが楽しい…
現在から更に1300年後の人々に語り継がれるような功績は
何もございませんが
伊東市を愛する者の一員として
西暦3324年…伊東に暮らす人たちに良い歴史を残せるよう
思い残すことないよう目の前のオファーに全力で取り組んでまいりたい!
神聖な気持ちになれるおまつりのように思えます
水上舞台で繰り広げられる薪能は全国的に見てもレアのようです
ゴールデンウィークも終わったばかりではございますが
古き良き伊東を楽しむために足を運んでみてはいかがでしょうか
正直に申し上げて…
能の世界はまだよくわかりません…
それでも…少しでもわかる部分が増えてくると
意外と楽しめるように感じます
その時代の接待はこのような薪能だったのか…
電気もなく薪の明るさの中で演者は舞っていたのか…
そんな些細なところに思いを寄せるだけでも
面白いと思います
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